RevenueCat Paywalls は、RevenueCat のダッシュボード上からリアルタイムでペイウォールを構築・最適化できる、ネイティブのペイウォールビルダーです。アプリのアップデートやコード変更は不要です。2025年夏、私たちは RevenueCat Paywalls をゼロから再構築しました。かつてはテンプレート中心のシンプルなツールでしたが、現在は完全に柔軟なコンポーネントベースのエディタへと進化し、自由なレイアウト設計、あらゆる文字列のローカライズ、セグメントごとに最適化された体験の提供が可能になっています。
しかし、私たちはここで立ち止まりません。2025年11月以降、特に加速した開発ペースでアップデートを続けています。すべてのアプリにとって最高のペイウォールビルダーになることを明確な目標に、最も要望が多く、最もインパクトの大きい機能改善を次々とリリースしています。
このブログは、RevenueCat Paywalls に関するすべての更新をまとめた「生きた変更履歴」として運用していきます。ぜひブックマークして、最新情報を随時チェックしてください。
RevenueCat のプロダクトアップデートを常に把握
RevenueCat とそのすべての機能に関する更新情報は、メインの変更履歴(changelog)ですべて確認できます。最新情報はこちらからご覧ください。
Figma のデザインをそのまま Paywalls にエクスポート

デザインの引き渡しが、「最初から作り直すこと」を意味する必要はありません。そして今、それは本当に不要になりました。
Figma のモックアップを、Paywall エディターに直接エクスポートできます。レイアウトは Paywalls のネイティブコンポーネントとして取り込まれるため、すぐに次の作業が可能です。
- 構造を変えずにコピーを編集
- プロダクトやパッケージを差し替え
- テキストのローカライズ
- A/B テストの追加
- 特定のオーディエンスへのターゲティング
最大のメリットはスピードです。デザイナーは引き続き Figma で作業でき、ペイウォールのテストを出荷するチームは、最終モックからライブバリアントまで、レイアウトを手作業で作り直すことなく一気に進められます。
Paywalls エディターのキーボードショートカット

素早く改善を重ねていると、ちょっとしたクリックの積み重ねが大きな負担になります。
Paywalls エディターでは、よく使う操作に対応したキーボードショートカットが利用できるようになりました。コンポーネントの追加、セクションの複製、変更の取り消し/やり直し、ブロックの削除などを、キーボード操作だけで行えます。作業の流れを止めることなく、スピーディな反復作業を本当に「一瞬」で進められます。
より多くのデバイスでペイウォールをプレビュー

ある画面では完璧に見えても、別の画面では不自然に見える——ペイウォールではよくあることです。これまでは公開後に気づくケースもありましたが、現在はより幅広い iOS / Android のスマートフォンやタブレットで、事前にペイウォールをプレビューできるようになりました。キャンバスは実際の画面サイズに合わせて更新されるため、デバイスを数秒で切り替えながら、次の点を確認できます。
- 余白や間隔の問題を早期に発見
- フォントサイズの確認
- 画像のトリミングやメディア配置のチェック
- スクロール挙動の妥当性確認
- CTA が意図した位置に表示されているかの確認
シンプルな改善ですが、公開直前の修正作業を大幅に減らすことができます。
ペイウォールテンプレートのフィルタリング

テンプレートは、目的のものをすぐに見つけられてこそ価値があります。
テンプレートギャラリーに、購入方法・ティア・パッケージ別のフィルターが追加されました。トライアル優先のレイアウト、価格表グリッド、プロモーション向けデザインなど、最初から使いたいパターンが決まっている場合に特に便利です。探す時間を減らし、実際にリリースすることに集中できます。
インスピレーションに困ったら?
paywalls.com は、実際のアプリで使われているペイウォールを集めた決定版リソースです。業界、コンポーネント、ダウンロード数などで絞り込んで、実例やインスピレーションを見つけることができます。
ペイウォール用カウントダウンコンポーネント

プロモーションは効果的なペイウォール施策になり得ますが、その効果が最大化されるのは「緊急性」が明確で、かつ本物である場合です。そこで、任意のペイウォールにカウントダウンタイマーを追加できるようになりました。終了日時を一度設定するだけで、タイマーは自動的に更新されます。追加のコードも、手動での更新も必要ありません。
これは、ブラックフライデー、ローンチ記念プロモーション、期間限定ディスカウントなど、「タイミング」がユーザーの意思決定を後押しするあらゆるキャンペーン向けに設計されています。
プロジェクト単位のブランドカラー設定
プロジェクト設定でブランドカラーを定義できるようになりました。ここで設定したブランドカラーは、Paywalls エディタ内で利用可能です(今後、対応範囲はさらに拡大予定です)。プロジェクト全体で一貫したブランド表現を、より簡単に反映できるようになります。
Paywalls エディタで実際の価格を表示
これまでダッシュボードのエディタ上では、商品価格はプレースホルダー値で表示されていました。今回のアップデートにより、エディタ内で実際の価格が表示されるようになりました。これにより、作業中でもより現実に近い形でペイウォールを確認でき、デザインやコピーの調整がしやすくなります。
※注意点として、価格を表示するには、その商品で少なくとも1回のテスト購入が行われている必要があります。
AIを使ってペイウォールを作成
アプリストアのページ情報をもとに、AIでペイウォールを生成できるようになりました。アイデア出しのインスピレー ションとしてはもちろん、そこから調整・テストを重ねていくためのしっかりした出発点としても最適です。
Paywallsで動画に対応
Paywalls で、画像と同様に動画を独立したコンポーネントとして追加できるようになりました。よりリッチで伝わりやすい表現が可能になります。
動画を背景に設定
動画を、ルートのペイウォール、フッター、または任意の親コンポーネント(スタック、パッケージなど)の背景として設定できるようになりました。視覚的なインパクトを高め、より没入感のあるペイウォール体験を作成できます。
購入意図をインターセプト
ネイティブの iOS / Android SDK において、購入 意図(購入CTAのタップ)をインターセプトするためのメソッドを新たに提供しました。これにより、ユーザーが購入フローへ進むかどうかを決める前に、任意のカスタムUIを表示できるようになります。この仕組みは、たとえば購入前に年齢確認や保護者の同意を求める必要があるケースでは、購入に進む前段階で年齢ゲートとして機能するUIを表示するといった用途に活用できます。また、国ごとの利用条件や法的な文言など、購入前に追加で伝える必要がある情報がある場合にも、その内容を表示し、ユーザーに確認してもらったうえで購入フローへ進ませることが可能です。
すべてのプランを表示(シート)
ボタンの遷移先として、追加コンテンツを表示するためのシートを指定できるようになりました。遷移先にシートを選択すると、コンポーネントパネル内の該当ボタンに新しく Sheet コンポーネントが表示されます。シート自体、またはその中に含まれるコンポーネントを選択すると、ペイウォールのプレビュー上でシートが表示されるようになります。シートには、他のスタックと同様に自由にコンポーネントを追加できます。
シートには独自のパッケージや購入ボタンを設定することも可能で、ユーザーはシート内に表示された選択肢から直接購入を完了できます。

