RevenueCat Web BillingとWeb SDKの登場により、iOS・Android・Web間でサブスクリプションを提供することがこれまでになく簡単になりました。すべてを単一のコードベースで実現でき、もはやプラットフォームごとの分断は不要です。ユーザーはどのプラットフォームからでもサブスクリプションに加入でき、プレミアム機能を全ての環境で利用できます。
このチュートリアルでは、RevenueCatのWeb Billingを活用して、iOS・Android・Web向けのReact Nativeアプリ(Expo使用)を構築します。サブスクリプションは3つのプラットフォーム間でシームレスに連携します。プラットフォームごとの個別コードは最小限に抑えつつ、主要なセットアップ手順を解説します。まだRevenueCatアカウントをお持ちでない場合は、まずアカウント作成から始め、3つのプラットフォーム用のプロダクト設定を行っていきます。
ステップ1 – サブスクリプション用プロダクトの設定
iOS、Android、Webでアプリの収益化を始めるには、まずRevenueCatのアカウントを作成しましょう。このアカウントは、サブスクリプションやプロダクト、カスタマーデータを一元管理するハブとなります。
- RevenueCatの公式サイトにアクセスします。
- ページ内の「サインアップ」または「無料で始める」ボタンをクリックします。
- 画面の指示に従って、メールアドレス、パスワード、会社情報などの必要事項を入力してアカウントを作成します。
- 指示に従ってメールアドレスの認証を行います。
- アカウントが作成できたら、RevenueCatのダッシュボードにアクセスできるようになります。ここからプロダクトの設定を行い、ExpoアプリへのSDK統合を進めていきます。
App Store ConnectとRevenueCatの連携についてはこちらのガイドを参照してください。AndroidとGoogle Play Consoleの接続方法もこちらのガイドで解説しています。
Web Billingを利用する場合は、Stripeアカウントが必要です。まだお持ちでない場合はStripeのアカウントを作成し、このガイドに従ってRevenueCatとStripeを連携させましょう。
各プラットフォームの設定が完了したら、次のステップへ進みます。
App Store ConnectでiOSのプロダクトを設定する
iOS向けに1ヶ月のサブスクリプションを設定するには、まずApp Store Connectにログインし、「My Apps(マイアプリ)」に移動します。対象のアプリを選択したら、「Features(機能)」タブを開き、「In-App Purchases(アプリ内課金)」セクションに進みます。右上の「+」ボタンをクリックし、「New Subscription(新規サブスクリプション)」を選択します。
サブスクリプションの参照名は 1_month_premium_ios とし、Product IDも同じ値を使用します。このサブスクリプションはサブスクリプショングループに紐づける必要があります。まだ作成していない場合は、この時点で新たに作成してください。期間は 1 Month選択し、料金は月額に相当するPricing Tier(価格ティア)を設定します。例えばTier 3などが該当します。
さらに、各言語ごとの表示名、アプリ内で表示されるサブスクリプションのスクリーンショット(テスト中は空の画像でもOK)、そして説明文を入力して、プロダクトを保存します。
なお、アプリを申請する際には、このサブスクリプションも審査に提出する必要があります。プロダクト情報は最新かつ正確である必要があるので注意してください。
続いてRevenueCatのダッシュボードに移動します。Products(プロダクト)タブ内で「+ New(新規追加)」をクリックし、先ほどApp Store Connectで作成したのと同じProduct ID 1_month_premium_iosを使って登録します。Store(ストア)は「App Store」を選び、Type(タイプ)は「Subscription(サブスクリプション)」を選択します。最後に、このプロダクトをEntitlement(エンタイトルメント)に紐づけます。たとえば premium という名前のエンタイトルメントを作成し、後ほどアプリ内でユーザーがプレミアム機能を利用できるかどうかの判定に使います。
iOSとApp Store Connectでのプロダクト設定の詳細については、RevenueCatの 公式iOSプロダクト設定ガイドも参照してください。
Google Play ConsoleでAndroidのプロダクトを設定する
まだ行っていない場合は、まず RevenueCatのGoogle Play連携ガイドに従って、RevenueCatとGoogle Playが連携できるように設定を行ってください。連携が正常に完了したら、Google Play Consoleの「アプリ」ページに移動し、対象のアプリを選択します。 サイドバーの「Products」メニューから「Subscriptions」を選択します。
「Create」ボタンをクリックしたら、サブスクリプションの名前とProduct IDを入力します。RevenueCatはこの一意のProduct IDを使ってサブスクリプションを同期します。
Product IDの命名は、<app><entitlement><version>のような形式がおすすめです。これは、一度使用したProduct IDは削除しても再利用できないためです。
次に、Base Plan

